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リハビリテーション科

理念

私たちは、疾病や障害のみを対象とするのではなく、一人ひとり患者さまの生活全体を見据えたリハビリテーションを提供します。
身体機能の回復だけでなく、活動や社会参加を支援し、その人らしい生活とQOL(生活の質)の向上に貢献します。

特色

急性期から回復期まで一貫したリハビリテーション体制を整え、切れ目のない医療を提供しています。

同一施設内で診療を継続することにより、病状や身体機能の変化を的確に把握しながら、一人ひとりの状態に応じた個別性の高いリハビリテーションを実践しています

【施設基準】
心大血管疾患リハビリテーション料Ⅰ
脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅰ
廃用症候群リハビリテーション料Ⅰ
運動器疾患リハビリテーション料Ⅰ
呼吸器疾患リハビリテーション料Ⅰ
がん患者リハビリテーション
摂食機能療法

心大血管リハビリテーション

当院では、急性心筋梗塞、心臓血管外科術後、心不全などの患者さんを対象に、多職種が連携した包括的心臓リハビリテーションを実施しています。
医学的身体機能評価、心肺運動負荷試験に基づく運動療法に加え、和温療法、栄養療法、服薬管理、生活指導、マインドフルネス、音楽を活用したフレイル対策プログラムを組み合わせ、一人ひとりの病態や身体機能に応じた個別プログラムを提供し、再発予防と生活の質(QOL)の向上を目指しています.

和温療法

和温療法は2020年に心不全患者に対して適応承認された、全身低温温熱療法です。心臓リハビリテーションの中で実施されます。当院では2025年9月より、和温療法を導入しました。

運動負荷心電図室

エルゴメータ運動負荷試験、トレッドミル負荷試験、心肺運動負荷試験(CPX)、基礎代謝測定などを実施しています。

脳血管疾患・神経難病リハビリテーション

脳卒中をはじめとする脳血管疾患や、パーキンソン病などの神経難病に対し、専門的なリハビリテーションを提供しています。

当院では、2015年6月よりパーキンソン病に対するLSVT® BIG&LOUDプログラムを導入しています。LSVT® BIGは身体を大きく動かす運動療法、LSVT® LOUDは声を大きく出す発声訓練であり、歩行や日常生活動作、コミュニケーション能力の改善を目指す国際的な認定リハビリテーションプログラムです。

さらに、2017年9月より神経難病8疾患を対象としたリハビリテーションを実施しています。常勤の神経内科専門医とリハビリテーションスタッフが密接に連携し、病状に応じた綿密な薬剤調整と専門的なリハビリテーションを組み合わせることで、一人ひとりに最適な治療を提供しています。

運動器・スポーツ整形リハビリテーション

骨折や人工関節置換術後、脊椎疾患、靱帯・腱損傷などの運動器疾患に対し、一人ひとりの状態や目標に応じたリハビリテーションを提供しています。疼痛の軽減や関節可動域・筋力の改善を図り、日常生活や仕事、スポーツへの復帰を支援します。
また、義肢装具士と連携し、義足・装具の作製・調整を行うとともに、義足歩行訓練や動作指導を実施しています。患者さんが安心して自立した生活を送れるよう、多職種が連携して継続的にサポートします。

リハビリ実績

算定分類外来件数入院件数合計件数
脳血管020,29720,297
運動器2,63432,86435,498
心大血管2,7559,04411,799
廃用010,39310,393
がん01,1981,198
2025年度延実績

回復期リハビリテーション病棟

 脳梗塞や大腿部骨折などで急性期治療を受けられた患者さまに、各専門スタッフがチームを組み、365日リハビリテーションを提供いたします。
 患者さまやご家族の方とともに、ご自宅や親しんで来られた地域で、自分らしく健康的でより自立した新しい生活スタイルを構築することを目標とします。
また、総合病院内にあり、急な病状変化にも対応が可能なため、同じ施設内で検査や治療を受けていただく事ができます。

リハビリテーション科 医師紹介

小笹寧子

小笹 寧子おざさ ねいこ

リハビリテーション科 部長・循環器内科 副部長

京都大学大学院医学研究科 初期診療・救急科 客員研究員

京都大学大学院医学研究科 国際推進センター/リハビリテーション科 非常勤講師

  • 日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医・指導医
  • 日本心臓リハビリテーション学会認定医・理事・認定医上級指導士制度部会長
  • 日本循環器学会循環器専門医
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本東洋医学会漢方専門医
  • 日本医師会健康スポーツ医
  • 日本心臓リハビリテーション学会理事・心臓リハビリテーション認定医制度部会長
  • 日本循環器学会/ 日本心不全学会合同ガイドライン2025 年改訂版 心不全診療ガイドライン 班員
  • 日本心臓リハビリテーション学会/地域医療のための心臓リハビリテーションワーキンググループ 委員
  • 日本循環器学会/日本心臓リハビリテーション学会合同ガイドライン2021年改訂版心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン 協力員
  • 日本和温療法学会 評議員
  • 一般社団法人 心臓病検診推進センター顧問

リハビリテーション科医からの一言
「2026年6月18日に、病院機能評価※を受審しました。サーベイヤーの先生方から、多くの貴重なご指導・ご助言をいただきました。
特に、当院回復期リハビリテーション病棟における個別化栄養療法やポリファーマシー対策については、多職種が連携した特色ある取り組みとして評価していただいたと感じています。患者さま一人ひとりの活動とその人らしい生活を育む理想のリハビリテーション医療を目指して、明日からもスタッフ一同努力してまいります。
※病院機能評価により、一定の水準を満たした病院は「認定病院」となります。認定病院は、地域に根ざし、安全・安心、信頼と納得の得られる医療サービスを提供すべく、日常的に努力している病院と言えます。現在、全国の約25%の病院が病院機能評価を活用しています。

採用情報

教育(人財育成)理念

患者さん一人ひとりに質の高いリハビリテーションを提供するため、人材育成を重視しています。
目標管理制度(クリニカルラダー)を導入し、個々の経験や能力に応じた教育・指導を行うことで、専門性と実践力を備えたリハビリテーション専門職の育成とキャリアアップを支援します。
また、循環器リハビリテーションを担う高度専門職の育成にも積極的に取り組んでいます。全国的にも不足している心臓リハビリテーション指導士・上級指導士・認定医をはじめ、心不全療養指導士や心臓リハビリテーション音楽療法士の育成を推進し、専門性の高いチーム医療の実践を通じて、地域医療の発展に貢献します

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